読書時間:1時間~2時間 ⭐️⭐️⭐️
あらすじ:
始まりは、自殺の名所で起こった車の事故。
そこから二転三転と……飛ばし読み厳禁。
最後の1ページ……写真で、またまた真実がひっくり返る。
感想:
単なる短編集かと思いきや、連作短編集だった。
実は、読み始めた当初、舞台の地名が「白沢市」だったり、隣接している市が「蝦蟇倉(がまくら)市」だったりと………神奈川県の藤沢市と鎌倉市をオマージュしているのか?!と、本の内容もふざけている内容なのか、と身構えてしまった。
でもでも、とんだ勘違い。
読者の固定観念、思い込みを巧みに操り、最後まで気が抜けない。
ただ……「最後の1ページで、また最初から読み返したくなる」と聞いていたが、え、どーゆーこと?読み返して何を確認するの?
おそらく、私は騙されたまま、なのだろう。真実に気付けていないのだろう。悔しいので、また、後日、読み返してみたい。