chachirin’s reading diary♪

あと1週間で誕生日がくる…あと3週間で新年を迎える…あと2年でちょうどキリの良い50歳になる…そーんな中途半端な時に、これから読んでいく本を書き留めて見ようかなぁ、と。そんなことをふと思い立ち、始めてみました。

テレビでも放送されればいいのに!~探偵法間 ごますり事件簿(東直己)~

今日は、東直己(あずまなおみ)さんの「探偵法間 ごますり事件簿」。

 

読書時間:1~1.5時間   ☆☆☆☆

 

あらすじ(帯に書いてあるものの一部を抜粋):

 

私立探偵・法間謙一。通称ホウカン探偵。幇間(ホウカン)、つまりは太鼓持ちのことだ。立て板に水の勢いで、お世辞おべっか...依頼人、調査対象おかまいなしに褒めまくる。

 

 

私なりの感想:

 

これ、面白い。私が知らないだけで、テレビで放送されたことあるのでしょうか。これは、テレビでやってもいいような気がします。

殺人などの大きな事件は起きませんが、探偵である法間...ホウカンが、見るものすべてを褒めまくり…その褒めっぷりが完璧すぎて、あっぱれだし面白すぎる。

でも、その褒めまくりの中から、すこしずつ情報をあぶりだし、真相にたどり着く...。

7話が入っている短編集。その中の3話目「うつくしい目」は、ちょっと無理がある話だな、とは思いましたが、それ以外は、どれも楽しかった。

もし他にもホウカンシリーズがあるならば、また読んでみたいと思った本でした。