今日は、大崎梢さんの「キミは知らない」
読書時間 1~1.5時間 ☆☆
あらすじ(本の背表紙にかいてあるもの):
父が遺した謎の手帳を見るなり姿を消した憧れの先生。
高校生の悠奈はたまらず後を追うが、やっと再会したのは別人のように鋭い眼の冷たい男。
さらに「お迎えに上がりました」と現れた男達に連れ去られ・・・。
次々と悠奈に降りかかる事件は、やがてある村の失われた神事と父の死の真相へと------。すべての鍵は私が握る?!超ドラマチックミステリー!
私なりの感想:
文庫本ではなく、新刊本?ハードカバーの方でチョイスしてしまったため、題名だけで選んで読み始めた私。
文庫本の裏のあらすじを読んでいたなら、きっとこの手の本は読まなかっただろう。
10代女子におススメの本。
スピード感はある内容だが、40代...そろそろ50歳になる、簡単な事では誤魔化されない年寄りな私からしたら、ツッコミどころ満載。
なぜ、あそこで話さなかった?なぜ、あそこで仕留めなかった?なぜ、あそこで助けが入る?
10代の子が好んで読むような、親の出番が全くない...つまりは現実的ではない、そんな内容。でも、だからこそ、夢見る少女にとっては、おススメな気がする。
ミステリーと言えばミステリー?恋愛小説と言えるほどの濃い恋愛ではなく淡い感じ。
ちょっと小説を読み始め、もう少し長めの難解的なものも読めるぞ、となったティーンエイジャーにおススメの本です。